今日は今年最後のお茶の教室でした。最後ということで女の子は着物を着て挑みました。お菓子も特別。食べるのがもったいないくらいかわいいうさぎの和菓子でした。

今まで先生に教えてもらったお作法を思い出しながら自分でお茶を点てました。チャッチャチャッチャと心地よい音が聞こえてくると、見ているみんなも「聞こえた」と思わず笑顔になっていました。いつもは先生がしているお運びさんも自分たちでしました。お茶を持ったまま立ったり座ったりするのは難しくて、こぼさないか心配でしたが上手に運ぶことができました。

自分で点てたお茶を友達に飲んでもらいました。いつもよりもおいしく感じたのは友達が点ててくれたからかな？「美味しい」と言ってもらえて大満足の子どもたちでした。

始めは慣れない正座と静かな空間に、「疲れた」とすぐに足を崩していたのですが、1年を通してこんなに上手になるのかというほど無理なく正座ができるようになったり静かに待つことができるようになりました。茶道をする機会はなかなかないと思いますが、昔の伝統に触れることができてよかったなと思います。今後この経験がなにかに繋がってくれると嬉しいです。